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ご挨拶

会頭

第55回歯科基礎医学会学術大会・総会 会頭
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 口腔生化学分野 教授
滝川 正春

このたび、第55回歯科基礎医学会学術大会・総会を岡山大学大学院医歯薬学総合研究科でお世話させていただくことになり、関係者一同大変光栄に存じております。前回、私ども岡山大学歯学部で本学術大会・総会をお世話させていただいたのが、1992年第34回大会ですので、21年ぶりとなります。今回は平成25年9月20日(金)から22日(日)までの3日間、岡山市JR岡山駅に隣接した岡山コンベンションセンターにおいて開催いたします。

日本の歯科医学は、全国歯学部それぞれに臨床系分野(講座)以外に充実した基礎系分野(講座)を設置することにより、ライフサイエンスの幅広い知識・手技を基盤とした先端的歯科医学を構築し、他国とは異なる独自の発展を遂げてきました。しかし、昨今の日本の経済情勢の悪化はすぐ社会に役立つ研究を優遇する傾向を生み、歯科基礎医学を取り巻く環境には厳しいものがあります。そこで、第55回大会は「未来の歯科医療を拓く歯科基礎医学」というテーマで、歯科基礎医学が「未来の歯科医療を切り拓くのに如何に大きく貢献しているか、また、どうすればこれからも貢献し続けることができるか、さらには医学・生命科学全体に如何に大きな影響を与え得るか」を私たち自身が改めて見つめ直し、歯科基礎医学の重要性を政府や社会にアピールする糧とするとともに、将来を担う若手研究者にこれからの歯科基礎医学の在り方を提示できるような大会にしたいと思います。

そのため、医学・生命科学に大きな影響を与えた海外の著名な歯学研究者を招聘しての特別講演、基礎と臨床を繋ぐシンポジウム、歯科理工学と歯科基礎医学の連携をテーマとしたシンポジウム、最新の手法を駆使した研究を行っている研究者が集う分野横断型のシンポジウムなどを企画しているところです。とは言いましても、学術大会の真の主役は、会員一人一人が発表する一般演題です。一人でも多くの会員の方々に岡山にてご発表、活発な討論と情報交換を行っていただき、学会員各自が「歯科基礎医学」こそが「未来の歯科医療を拓く」のだと言う強い自負を持ち、決意を新たにしていただけたら、歯科基礎医学の未来は明るいものとなるでしょう。ご協力の程よろしくお願い致します。

なお、今回もサテライトシンポジウムを公募させていただきましたが、大会テーマに沿ったシンポジウムを優先的に採用させていただきますので奮ってご応募下さい。

それでは、今秋、岡山の地でお会いできることを楽しみにしております。

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