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大会長挨拶

第24回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会を開催するにあたって

大会長写真

大会長 丹根一夫
広島大学大学院医歯薬学総合研究科
顎口腔頚部医科学講座 歯科矯正学分野

開催の挨拶に先立ち、一寸申し上げます。去る3月11日に発生しました東日本大震災と続いて起こった大津波により、東北地方の多くの方がお亡くなりになり、東北地方の多くの市町村が壊滅的な被害を受けられました。この場を借りまして、衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興を心より祈念致します。本学術大会の開催の可否につきましては、理事長ならびに役員各位と協議を重ねた結果、今後不測の事態が起こりうる状況下ですが、開催する方向で了解に達し、ホームページにも掲載させて頂きました。微力ながらも、本学術大会の開催が被災地や日本全体の活性化の一助になることを強く期待致します。

さて、本学会が広島の地で開催されるのは第2回大会以来、22年ぶり2度目となります。大会諸行事を確定するに至るまで、覚道健治理事長以下役員ならびに学会会員の皆様には大変お世話になりました。お陰をもちまして、充実したプログラムを提供できるようになりました。ここに、改めて厚くお礼申し上げます。

本学術大会に関しましては、第2回アジア顎関節学会大会(大会長、井上農夫男先生)と併催になります。「顎関節症の診断・治療のパラダイムシフト」を大会テーマとして、さまざまな企画を組み込みました。外国人講師としてミシガン大学のKapila教授をお招きします。米国における顎関節症の治療と研究の最前線についてお話し頂く予定です。また、教育講演として、広島大学大学院の越智光夫教授に関節治療への再生医療の応用に関する最新のお話しをお願いしています。さらに、一般臨床医における顎関節症の治療、最新の顎関節症治療、最近のトピックスなどと銘打ったシンポジウムを企画しています。これらに加えて、本学術大会のトピックとして、地元の先生方を交え、自由に意見交換を行えるイブニングセミナーを開催致します。

広島県には原爆ドーム(広島市)と宮島厳島神社(廿日市市)の二つの世界遺産があります。講演の合間を見つけて頂き、是非これらの景勝地を訪ねていただきたいと思います。また、皆様お揃いになり、酒蔵が並ぶ西条の酒や瀬戸内の海の幸を大いに楽しんで下さいませ。

最後に、皆様方のご支援によりまして、本学術大会が成功裏に終えられることを心より祈念致しまして、開催の挨拶とさせて頂きます。

日本顎関節学会ロゴマーク

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