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大会長挨拶

大会長

特定非営利活動法人 日本咀嚼学会第23回学術大会
大会長 越野 寿
(北海道医療大学歯学部教授)

この度、特定活動非営利法人日本咀嚼学会第23回学術大会大会長を拝命しました。もとより浅学非才の身ではございますが、本学会のメインイベントの一つである学術大会を少しでも実り多いものにするため準備委員会委員一同、一丸となって現在鋭意準備を進めているところでございます。

会期は2012年10月13日(土)・14日(日)、会場は札幌市中央区にございますACU(Advanced Center for University)にて開催することになりました。

日本咀嚼学会は、1990 年に東京電通会館での第1 回学術大会(故 窪田 金次郎大会長)に始まり、発足から24 年の歴史を経て初めて津軽海峡をわたり、北海道札幌の地にて第23回学術大会を開催させていただくことになりました。この大会長を務めさせて頂くことは大変光栄であるとともに、重責を感じております。

近年、咀嚼の重要性については広い職域・層の関連専門家のみならず、健康志向の社会的な背景から一般の人々からも注目を浴びています。特に、高齢者における咀嚼の重要性は、機能面のみならず心理面からも重要視されております。本学会が同分野の研究活動の成果と情報を社会に積極的に発信し、国民の健康生活向上、維持そして健康長寿に果たすべき責任はますます大きくなっていくと思われます。

第23回学術大会のメインテーマは、上記の社会的背景から『高齢者の咀嚼を再考する』とさせていただきました。また、内容的には、特別講演、教育講演、シンポジウム、市民フォーラム、一般発表と、充実した学術企画を準備しております。

秋の北海道は、山海の収穫の時期であり、気候的にも爽やかな季節を迎えます。日中は充実した学術プログラムを堪能し、夜は北海道の味覚の秋を満喫していただければ幸いでございます。より多くの方々の学会への参加を心よりお待ちいたしております。

末筆ながら、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

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