大会長挨拶Greeting

大会長
第40回日本歯内療法学会学術大会
大会長 横瀬 敏志

この度、第40回日本歯内療法学会学術大会ならびに第17回日韓合同歯内療法学会学術大会の大会長を拝命いたしまして大変光栄なことと、心から感謝申し上げます。

2019年6月15日(土)、17日(日)の2日間、東京のタワーホール船堀にて開催させていただくことになりました。現在、教室員全員が一丸となって皆様をお迎えするために精一杯頑張っているところでございます。どうか皆様のご指導、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

超高齢社会を迎えた今、「100歳人生」というキーワードが注目されています。

これに伴いオーラルケアーの重要性とともに歯の保存と健康な口腔機能の維持の重要性がさらに増してきました。そしてこの基盤を支えるのが歯内療法であり、これからの超高齢社会の健康寿命に貢献するために歯内療法の発展と進化はますます加速して行くことでしょう。

そこで今回のメインテーマは「超高齢社会での歯内療法の役割」とさせていただきました。

歯髄疾患や根尖性歯周炎が全身に及ぼす影響や摂食嚥下と歯内療法の関係などにフォーカスを当てて、特別講演やシンポジウムを企画し、ここでもう一度、超高齢社会での歯内療法の役割を皆様と一緒にじっくり考えてみたいと思います。また、例年と同様に一般口演、ポスター発表、テーブルクリニックを行うよう準備を進めています。

皆様をお迎えするのが例年と異なり6月になりますが、会場は他の学会も多く開催されているタワーホール船堀で、都心近郊でもあることから、移動等の交通も便利なところと思います。どうか多くの皆様に参加していたき、活発な討論と情報交換の場になるようどうぞよろしくお願い申し上げます。