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大会長挨拶

臨床をリードする歯科保存学の方向性を検証する

日本歯科保存学会2013年度秋季学術大会(第139回)大会長
日本大学歯学部保存学教室修復学講座 教授
宮崎 真至

大会長写真

歯科医学の発展によってその領域が拡大する一方で,とくに歯科保存学という歯科治療の根幹を担う学問の重要性が認識されています。歯科疾患の予防とともに,失われた組織の再生という研究とその臨床応用技術に関しては,歯科保存学が情報発信源であるといっても過言ではないでしょう。このように,歯科疾患の予防,治療そして管理に大きく関わっている歯科保存学ですが,であるからこそこれからの方向性が重要になります。そこで,本学術大会では“臨床をリードする歯科保存学の方向性を検証する”をテーマとして掲げ,本学会が進むべき方向性の検証とともに,再確認をする場としたいと考えております。

特別講演では,Operative DentistryのEditorを務めているIndiana大学のDr. Plattから,国際学術雑誌のトレンドとこれからの課題を解説いただき,本学会の学術雑誌の方向性も含めてお話しいただく予定です。さらに,特別講演として日本大学歯学部の植田耕一郎先生に,摂食機能という人間の生きるための根源となる機能のリハビリテーションの実際をお話しいただき,歯科保存学との接点を見つめたいと考えております。さらに,シンポジウムでは,酸蝕歯,知覚過敏あるいはホワイトニングなどをテーマとするとともに,ランチョンセミナーにおいてもできるだけ最新の話題を提供するように企画しております。

学会開催の会期中は,米どころ秋田の新米が収穫される時期に重なります。ぜひ,“あきたこまち”の新米を用いた“きりたんぽ鍋”をはじめとした郷土料理も楽しみの一つとされていただければと思います。

また,“E6系スーパーこまち”に乗車すれば,城下町である角館も訪れやすい観光地の一つです。実りの秋に,実り多い学会となりますよう最善を尽くす所存でございますので,秋田で開催される秋季学術大会におおくの皆様が参加されること,心よりお待ちしております。

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