大会長挨拶Greeting

大会長
第28回日本全身咬合学会学術大会
大会長 小川 匠

6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震にあたり、被害にあわれた方々へ衷心よりお悔みとお見舞いを申し上げます。

このたび日本全身咬合学会 第28回学術大会を平成30年11月24日(土)・25日(日)に鶴見大学歯学部クラウンブリッジ補綴学講座で担当させていただくことになりました。このような貴重な機会を与えていただきましたことに深く感謝の意を表しますとともに、大会長として謹んでご挨拶を申し上げます。

学術大会の会場は、1868(明治元)年にアメリカ人の歯科医師イーストレーキが日本で初めて開業したことから近代歯科医学発祥の地である「横浜」の鶴見大学会館にて開催させていただく運びとなりました。近郊にはみなとみらい地区から元町、横浜中華街などもございますので、お楽しみいただければと思います。

さて、学術大会のテーマは、全身と咬合との関連のエビデンスを構築する本学会の取り組みに合わせて「咬合の標準化に向けて」とさせていただきました。基調講演として渡辺 誠理事長先生に「咬合とその周辺-咬合の標準化-」についてお話頂く予定であります。また、教育講演として鶴見大学歯学部の福島俊士先生、シンポジウムとして神奈川歯科大学の玉置勝司先生、徳島大学歯学部の松香芳三先生、日本大学松戸歯学部の飯田 崇先生に咬合に関する様々な知見をお話いただきます。

また、本年は一般演題を口演発表のみの募集とさせていただきます。会員の先生方の日頃の臨床、研究をお待ちしております.学術交流の場として活発な意見交換ができますよう運営に努めますので、ご参加頂ますようお願い申し上げます。