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大会長挨拶

第27回日本全身咬合学会学術大会
大会長 川良 美佐雄

大会長

梅雨明けとなりましたが、全国各地から豪雨が報じられ、被害にあわれた方々へは衷心よりお悔みとお見舞いを申し上げます。

さて、この度、第27回日本全身咬合学会学術大会大会長を仰せつかりました。大変に光栄に存じ、会員の皆様にとって裨益するところの大きい大会となるよう努力してまいります。日程は平成29年11月18日(土)、19日(日)、会場は御茶ノ水の日本大学歯学部にて開催いたします。これまでご教示いただきました学会役員の先生方ならびに会場を提供していただきました日本大学歯学部に感謝いたします。 大会テーマを「生活と咬合」といたしました。視座を生活の中にある咬合に置き、本学会のこれまでの歴史を少しでも前に進められれば幸いです。

シンポジウムを3つ企画いたしました。大会初日のシンポジウムⅠでは「咬合と筋膜―翼突下顎縫線―」として基礎的解剖学的事項と咬合との関連について論じます。2日目午前のシンポジウムⅡでは「古代から現代にわたる咬合・咀嚼の変遷」として、古代人ならびに現代人の咬合と咀嚼の特徴について解説していただきます。2日目午後のシンポジウムⅢは大会テーマである「生活と咬合」について、睡眠と呼吸における咬合と、日常生活における痛みと咬合の関連について解説していただき、それぞれ皆様との討論で今後の展開につながることを期待しております。また、僭越ではございますが大会長講演といたしまして2日目午前の「スポーツと咬合」において、最新の見解をお知らせしたいと存じます。

一般口演およびポスター発表ももちろん募集いたしますので、どうか奮っての演題をお送りいただけますようお願い申し上げます。演題募集期間は9月8日(金)とさせていただいております。会員の皆様の、ご自身の咬合に関わるお考えを発表するいい機会でありますので、ご披露いただきたくよろしくお願いいたします。

会員の皆様には多端の折と存じますが、演題の応募と、学会当日のご参集をなにとぞ重ねてよろしくお願い申し上げます。お待ちしております。