本文へジャンプ

大会長挨拶

大会長

第29回日本レーザー歯学会 総会・学術大会
大会長 新海 航一

第29回日本レーザー歯学会総会・学術大会の開催にあたり、参加者の皆様にご挨拶申し上げます。2005年に第17回総会・学術大会が本学部で開催されましたので、今回は12年の歳月を経て、2回目の開催ということになります。また、本学会が日本歯科医学会専門分科会に昇格してから第1回目の記念すべき学術大会となることを念頭に、海老原 隆委員長を中心とする準備委員会のメンバーとともに、鋭意、大会準備を進めて参りました。

本学術大会のメインテーマは「歯科治療におけるレーザーイノベーション」であります。日常臨床へのレーザー治療の導入により日常の歯科治療がどのように革新されたのか、歯科領域におけるレーザー治療はどのように革新されてきているのか、このような点にフォーカスを当て、現在行われている歯科用レーザーを用いた診断や治療、レーザー研究の動向、そして今後のレーザー歯学の発展について活発に討論していただきたいと思います。

学術大会プログラムとして、特別講演、教育共演、日本歯科医学会会長講演、理事長講演、シンポジウム、安全講習会、認定講習会、初回開催となるパラデンタル対象講習会、ランチョンセミナー、一般口演、ポスター発表、ならびに企業展示等を企画いたしました。

特別講演では、日本レーザー医学会理事の大城貴史先生から「形成外科・皮膚科領域におけるレーザー治療の最前線」と題して医科でのレーザー活用について、教育講演では、明海大学歯学部の辰巳 順一先生から「抗菌光線力学療法の臨床応用とその可能性」と題して近年注目されている抗菌光線力学療法についてご講演をいただきます。シンポジウムⅠでは硬組織疾患の歯科治療に、シンポジウムⅡでは軟組織疾患の歯科治療にレーザーがもたらしたイノベーション、すなわち今回のメインテーマである「歯科治療におけるレーザーイノベーション」について各分野でご活躍の先生方にご講演をお願いしております。間違いなく革新性のある最先端のお話を聞けるものと信じておりますので、ご講演後の活発なディスカッションを期待しております。おかげさまで、一般口演9演題、ポスター発表19演題、合計28演題のエントリーを頂戴できました。発表者の先生方はじめ参加者の方々におかれましては、最新の知見を得て実り多い学術大会となりますよう祈念する次第です。

懇親会では、新潟が誇る美味い地酒と海の幸をご堪能いただけるように準備しておりますので、大勢の皆様方にご参加いただけると幸甚です。

  • 東京デンタルスクール
  • 新潟観光ナビ
  • にいがたフィール