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学会長挨拶

ご挨拶

学会長

この度、第65回日本口腔衛生学会・総会が2016年5月27日(金)、28日(土)、
29日(日)の3日間にわたり、東京で開催される運びとなり、私がその学会長を引き受けることになりました。微力ではございますが、この重責を全力で果たす所存でございます。皆様には、ご指導・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

本学会・総会は例年とは異なり、第12回アジア予防歯科学会(The 12th International Conference of Asian Academy of Preventive Dentistry:AAPD)と共同で開催いたします。日本とアジア諸国の口腔衛生学・予防歯科学領域の専門家が、同じ時期に同じ場所に集い、国際学術交流を行う機会にしたいと考えております。そこで、本学会・総会のテーマは、AAPDと共通で “The better oral health, the happier daily life”といたしました。口腔保健の向上によって毎日幸せな生活を送ることは、世界共通の願いです。

これまでも日本口腔衛生学会・総会において国際セッションはありましたが、規模は小さいものでした。今回はその部分を拡大し、約半数のプログラムを英語で実施し、AAPDと共同で企画運営する予定です。本学会の参加登録者は、同時に開催されるAAPDの学術プログラムにも参加できます。現在、研究成果をまとめた学術論文は、英語で執筆することが当たり前になってきています。若い会員の先生方には、ぜひ、本学会で英語による発表にチャレンジしていただき、国際デビューしてほしいと願っております。

会場は東京医科歯科大学で、東京駅からJR中央線で2つ目の御茶ノ水駅前にあり、交通の便が非常によい場所にあります。ポスター会場のM&Dタワー26階からは、東京タワーやスカイツリーが眺望できます。懇親会では東京湾ナイトクルーズを企画しており、海外の参加者と楽しい国際交流を行っていただきたいと考えております。

日本の歯科医療機器・歯科材料等はすでに国際的に高い評価を受けています。本学会の専門領域である口腔衛生学・予防歯科学分野においても、長年にわたって先人たちが積み上げてこられた我が国の歯科医療制度、保険制度、地域歯科保健活動等は、アジア諸国の歯科関係者にとって良きモデルとなると思われます。現在、日本が海外諸国から学ぶだけでなく、これまでのわが国の実績をもとに私たちが海外諸国に伝えることはたくさんあります。

会員の皆様の本学会・総会へのご参加を心からお待ち申し上げます。

2015年10月吉日

一般社団法人 日本口腔衛生学会
第65回日本口腔衛生学会・総会
学会長 川口 陽子
東京医科歯科大学大学院健康推進歯学分野 教授

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