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大会長あいさつ

第35回日本バイオマテリアル学会大会
大会長 前田 瑞夫
(独立行政法人理化学研究所 主任研究員)

この度、第35回日本バイオマテリアル学会大会を担当させていただくことになりました。

会期は2013年(平成25年)11月25日(月)、26日(火)、会場はタワーホール船堀(東京都江戸川区)にて開催することとし、現在鋭意準備を進めているところであります。

日本バイオマテリアル学会は、生体に使用する材料およびその応用に関する科学・技術を発展・向上させることを目的とし、1978年12月4日に設立されました。医学、歯学、工学、理学、薬学、生物学などをつらねた学際領域の確立を目指し、会員もこれらの分野に携わる全国の大学、国公立研究機関、企業の研究者を中心に広い専門分野の人たちで構成されています。

今回の大会のテーマは “バイオマテリアル研究新挑戦”といたしました。近年、医療分野が日本の産業発展の最有力分野と位置づけられており、政府がその発展に力を入れてきています。中でもバイオマテリアルは重要な課題であります。例えば科学技術振興機構の戦略的イノベーション推進プログラムで平成24年度のテーマが「革新的医療を実現するためのバイオ機能材料の創製」と定められ、また文部科学省・新学術領域研究ではバイオマテリアルに関連する5つの領域が相次いで採択・推進されるなど、機運が高まっています。また京都大学・山中伸弥教授がノーベル賞を受賞され、iPS細胞を用いた再生医療に期待が集まるところですが、その鍵を握るのがバイオマテリアルであることに議論の余地はありません。今こそ世界を牽引するオリジナルなバイオマテリアルの創製とその臨床応用が不可欠です。これまでにも我が国からオリジナルな研究成果が多数生まれており、今後ますます独創的イノベーションのための新たな挑戦が期待されるところです。

皆様の暖かいご支援ならびに大会へのご参加を心よりお待ちしております。第35回日本バイオマテリアル学会大会を皆様とともに盛り上げていきたいと切に願っております。

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