大会長挨拶Greeting

大会長
一般社団法人日本歯科審美学会第30回学術大会
大会長 真鍋厚史昭和大学歯学部歯科保存学講座美容歯科学部門

この度、一般社団法人日本歯科審美学会第30回学術大会の大会長を拝命いたしまして大変光栄なことと、心から感謝申し上げます。

2019年は、新しい年号となり、会場も昭和大学の新たな講堂を予定しております。スタートの年となる本学術大会のテーマは【笑顔をはぐくむ明日への医療】として、日進月歩の進化を遂げる審美歯科領域の情報発信と交流の場となることをめざし準備をすすめております。本学会は今年度で30周年を迎えましたが、30年前には想像できなかった技術が歯学を圧倒的に変化させました。本学術大会でこれからの30年を見据えた新たな審美歯科治療のスタンダードについて熱い議論を交わすことができれば幸いです。

2019年11月30日、12月1日と月をまたぐ日時での開催となりますが、街中ではイルミネーションが始まり冬の澄んだ空気の中美しい東京を満喫していただけるのではと想像がふくらみます。11月はじめには、神宮外苑に東京オリンピックメインスタジアムとなる新国立競技場も竣工予定であり、学会会場から少し足を伸ばして鮮やかに色づいた絵画館前の神宮外苑いちょう並木やオリンピックイヤーの活気などお楽しみください。

会場となる上條記念館の建設事業は昭和大学90周年記念事業の一貫として進行中のプロジェクトです。特徴的な建物のフォルムとなっており、新たな昭和大学の顔として、暖かく落ち着きのある施設として誕生予定です。

新たな審美歯科領域を担う世代の歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の活躍の場を広げることを一つの目標とし、ポスター発表では認定医、認定士の資格更新のための症例発表コーナーを設け、今までよりも発表しやすい仕組みを計画中です。例年通り一般口演、ポスター発表も募集いたしますので、ふるってご参加ください。特別講演、教育講演、市民公開講座のほか矯正、保存、補綴、ホワイトニングと4つのアドバンスドセミナーとランチョンセミナーをプログラムと予定し、今年度人気を博している本学会主催のセミナーでご講演頂いている講師陣に御登壇いただきたいと検討しております。ホワイトニングコーディネーターの方々には資格取得後のブラッシュアップとして、また資格更新の単位取得としてお役立てください。

学術大会で多くのことを学ばれたあとは、懇親会にお越しください。会場は、学術大会会場にてそのまま執り行います。バンケットルームにて、ご講演頂く講師陣、発表してくださる若き世代の学会員を労い、親睦を深めてまずは我々から笑顔をはぐくみましょう。専門分野の垣根を越えて、フランクに意見交換し交流できることが本学会の強みであり最大の魅力と感じております。学術大会を通して皆様が活躍の場を広げ、家族、職場、患者さまの笑顔をはぐくむことで、社会が良くなる、そのようなこれからの医療、明日への医療の発展を願っています。

準備委員会一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。