大会長挨拶

大会長
第29回日本成人矯正歯科学会大会にあたって
第29回日本成人矯正歯科学会大会
大会長 重枝 徹

皆様、こんにちは。
この度、小谷田理事長より第29回成人矯正歯科学会大会長という重責を拝命致しました重枝徹でございます。よろしくお願い致します。
本来ならば、今年の6月に学術総合センターに於いて盛大に28回大会を予定していましたが、このコロナ禍の状況のため、3月の理事会にて大会の中止を決断し皆様には大変ご迷惑をかけたこと、まずお詫び申し上げます。
28回大会は中止となりましたが理事会の先生方の後押しもあり、私が再度、29回大会長をそのまま引き継ぐこととなりました。幸いにも全面的に準備協力していただいた先生方の続投により、次回の29回大会準備をスタートすることとなりました。この場を借りて準備委員の先生方に厚く御礼申し上げます。

次回の第29回、大会日程は2021年6月24日(木曜日)を開催日とさせていただきます。そして、本来ならばコロナの状況も鑑みて、ソーシャルディスタンス、感染対策に万全を期して対応するべく会場選択を考えていましたが、感染状況の減少が認められない今、万が一、感染拡大により会場での開催が出来ない場合も含め、今年に引き続き2年連続大会開催が出来ないことの懸念も考え、来年の大会はWeb開催と決定させていただきます。
今年にはいくつかの学会がWeb開催されており、記憶に新しいところでは第9回国際矯正歯科会議世界大会がWeb開催となっています。

昨年は第27回で山田尋士大会長が「次世代の矯正治療―3Dデジタルの行方―」というテーマで会場も大阪市-中央公会堂という由緒ある会場で大盛況の素晴らしい大会開催の記憶は新しいところであります。
来年7月は、復活、東京オリンピック開催1か月前と記念すべき時期にあたり、この盛り上がりに負けない盛況な大会を開催できることを喜ばしく思います。

29回大会テーマは、「矯正歯科のChange and Challenge ~様々なコンビネーション治療の可能性と展望~」をテーマとさせていただきました。前回のテーマの、次世代の矯正3Dデジタルから 様々な矯正治療には潮流と未来があります。マルチブラケットは当然の事ながらその方法に加えて歯科矯正用アンカースクリュー、そしてアライナーを効果的に利用し、良好な治療結果を導く方法が進化し、さらに可能性が広がりつつある時代が来ています。患者のニーズに合わせる必要ではなく多種多様な手法をコンビネーションとして組み込むことでニーズと治療結果を共に導き出すことが求められている時代であると思います。そして日本成人矯正歯科学会では初めてのWeb開催となり、全てがチェンジとチャレンジとなります。

来年の29回大会は、日本から、アライナーの槇 宏太郎教授、アンカースクリューの本吉満教授をはじめ日本矯正歯科学会倫理規定講演として五十嵐一吉先生、そしてアライナー治療の先駆け、佐本博先生、海外からの特別講演として韓国からKee-Joon Lee(キージョンリー)教授、台湾からSam sheng-Pin Hsu(サムシェンピンスー)先生に貴重なWeb講演をオンデマンドにてお願いしております。

コデンタル学術講演では特別講演はペリオで有名な若林健史先生、教育講演はMFTで有名な今村美穂先生、そして依頼講演として魅せ方トータルプロデューサーの真織由季先生、技工士部門はAsoの小林隆子先生に御講演していただきます。
また今回は市民公開講座として、おとなの矯正、こどもの矯正と題して坂本紗有見先生、中澤真紀先生にシンポジストとしてWeb講演いただきます。
今までのテーブルディスカッションも検討中ではありますが、形式を変えての開催を予定しています。

最後に、この大会を作り上げてきた準備委員会の先生方、学会役員の先生方に感謝の意を表すとともに、参加される多くの先生方の未来と展望の一助になる意義ある学会になることを祈念して大会長挨拶とさせて頂きます。たくさんの先生方、スタッフのご参加お待ちしております。よろしくお願い致します。