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大会長挨拶

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一般社団法人 第51回日本小児歯科学会大会
大会長 田村 康夫

一般社団法人第51回日本小児歯科学会大会を、朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座小児歯科学分野で担当させていただくことになりました。 

日本小児歯科学会は、創立50周年の区切りを迎え、本年5月に開催されました第50回日本小児歯科学会記念大会では、次のような「大会宣言」(2012年5月12日)を発表しました。 すなわち、

私たちは、子どもの未来と歯科の未来に思いを馳せ、次の半世紀には4つの目標の実現に向かって学会活動を展開する

  • 歯と口の機能が生涯を通してQOLと深く関わる事を科学的に提示し、周知をはかる
  • 心身の健全育成の視点に立った歯科からの子ども支援を推進する
  • 子どもたちが等しく良質な歯科医療を享受できる環境を構築する
  • これらの目標達成に不可欠な小児保健に関わる全ての職種との連携を推進する

この宣言に謳われた4項目を基本的目標として、日本小児歯科学会は次なる半世紀のための、行動(活動)目標および計画を考えていく必要があると考え、第51回大会では大会テーマを、「新たな出発、-次の半世紀に向けての小児歯科医療を考える-」としました。

我が国では、少子高齢化が進行している上に、ここ数年の小児をとりまく厳しい社会環境の変化など、その影響は青少年が描く将来の夢や希望の中にも現れていることが報告されています。

そこで今回のプログラムでは、あらためて小児の心身の発達をとりあげ、学校や家庭での教育、躾などに迫る企画としました。つまり、「心」の発達では、特別講演として松沢哲郎先生(京都大学霊長類研究所教授)に『想像するちから:チンパンジーが教えてくれた人間の心』と題する一般市民向けの公開講演を企画し、また宮本信也先生(筑波大学人間系教授)には特別講演Ⅱとして『発達障害と愛着障害:子どもの心の問題のキーワード』を、さらに女性歯科医会からも『子どもの心理を探る』のシンポジウムも企画していただいています。

また「身体の成長や口の発達」に関連しては、今この時代に小児歯科医にも理解しておいて欲しい小児医療について、『周産期医療の最前線と小児歯科の役割』と題し、産婦人科医、小児科医、小児歯科医でリレー講演も企画しています。その他にも臨床講演、教育講演、コデンタル企画、小児歯科開業医会企画も着々と準備が進んでいます。

会員の皆様や、さらに公開講座には一般の方々の多数のご参加を期待しております。

日本小児歯科学会ロゴマーク

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