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大会長挨拶

― 再生歯科医療のParadigm Shift ―

第11回日本再生歯科医学会学術大会・総会
大会長 和田 守康
(日本大学松戸歯学部再生歯科治療学講座)

大会長写真

このたび、私共の講座で、第11回日本再生歯科医学会学術大会・総会を開催させていただくことになりました。本会の年次学会をお世話させて頂くこととなり、私自身のみならず大学教職員一同、大変光栄に存じております。

ここ4年間の学術大会は西日本方面で開催されておりましたので東日本では5年ぶりということになります。

期日は2013年8月31日(土)、開催場所は都内千代田区お茶ノ水駅近くの日本大学理工学部1号館CSTホールを予定しております。

創設後10年の一区切りとしての第10回大会が盛況に終わり、次回の「第11回学術大会は本学会の再出発」との吉山昌宏学会長の挨拶を受け、年次学会は初心に帰り開催したいと思っております。

今、世界では細胞工学から遺伝子工学へシフトし、今や細胞治療や組織治療が実現する根本治療の新概念や新技術の創出に注目が集まっています。幹細胞、そしてiPS細胞の研究開発が急速に発展し、再生医療にかけられる期待は益々大きなものになって来ています。

今回、「再生歯科医療のParadigm Shift」をテーマに、細胞工学、遺伝子工学の時代から細胞や組織で治療する新時代に向け、教育講演ではアラバマ大学 藤橋浩太郎先生に「脂肪由来幹細胞を用いた粘膜免疫の再生」について、岩手医科大学 原田英光先生に「ヒトの歯の再生に向けた戦略と展望」について、さらに臨床及び基礎研究において脂肪由来幹細胞を数年にわたり研究し、無血清培地の開発を行っている株式会社シームスの漆畑直樹先生に「細胞培養における無血清培地の重要性」について講演を予定しております。

また、本学の1期生、東京大学医科学研究所所長 清野 宏先生に特別講演として粘膜免疫の観点から「粘膜免疫機構の解明とワクチンの臨床応用」に関する講演をお願いしております。

多くの皆様方の参加により、多くの研究成果が本学会から発信されることを祈念いたします。

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