大会長挨拶

大会長

一般社団法人 ジャパンオーラルヘルス学会第21回学術大会
大会長 佐藤 元彦

現在、社会的に最も関心の高い事柄は健康で長生きすること、即ち健康長寿と言えるでしょう。前身である日本歯科人間ドック学会は単に疾病を予防、早期発見するだけのものではなく、健康を維持し明るく健康的な生活を送るために役立てたいとの理念のもとに、20年前に発足しました。

本学会の活動の中では学問的な研鑽、探究とは別に医師、歯科医師、医療関係者にとって役立つ各種の資格、認定医、コーディネーター、などの制度を設けており、これからの日本にとって必要な人材の育成にも努めております。日本政府は健康長寿を最も重要な政策のひとつとして取り組んでいますが、私達は今や同じ志のもとに目標を共有し、更なる高みを目指して活動を続けています。

2018年度の大会は第21回となりますが、大会長は私が務めさせていただくこととなり、重責に身の引き締まる思いがしております。

大会のメインテーマは「歯科人間ドックと全身疾患との関連性」と決定し、同テーマによる各種講演も著名講師を依頼するとともに、現代社会において予防と早期発見が社会的要請となってきている昨今、今大会もこれらに関連した講演等が予定されております。

また国民から比較的軽視されてきた歯科疾患について、全身疾患との関連性に大きく焦点を当て、社会的にも医学界に対しても大変画期的な大会となることが期待されます。

更に恒例の企業展示にも力を入れるなど産学共同事業ともいえる充実した大会になると思われます。

大会会場は日本歯科大学のご協力のもとにJR中央線飯田橋駅より徒歩5分にある日本歯科大学の富士見ホールを予定しております。

第21回大会は2018年11月17日(土)に開催が予定されており、ご参加の皆様の交通の便にも大変恵まれておりますので、ぜひ会員、並びに関係各位にはご予定を組んで頂き、本大会に対し積極的なご支援ご参加を切にお願いして私のご挨拶とさせていただきます。