大会長挨拶

一般社団法人日本デジタル歯科学会第11回学術大会
大会長 武部 純

末瀬一彦理事長をはじめ理事の先生方、そして本学会の諸先生方のご高配を賜り、第11回学術大会を2020年4月にウインクあいち(名古屋市)にて開催させていただくこととなりました。このような貴重な機会を与えていただきましたことに深く感謝の意を表しますとともに、大会長として謹んでご挨拶を申し上げます。

デジタル機器を応用した医療が世界的に急速に広がっています。特に歯科医療界では国内外においてはデジタル医療機器の開発、臨床、研究が急速に進展してきました。国内においてはデジタル医療機器を用いた歯科医療が保険導入されるなど、デジタル歯科医療の活用は加速度的に展開されるようになってきました。

本学会は、2019年10月に大会長 末瀬理事長のもとで第10回記念大会が開催されました。10回の学術大会までを第1ステージと考えますと、この度担当させていただきます第11回目の学術大会は、新たな展開が始まる第2ステージの第一歩ではないかと存じております。

そこで、今大会のメインテーマは、「デジタル歯科力の進化-現在そして未来-」と致しました。これまで本学会で培われたデジタル歯科の力が、より一層加速し、新たな展開と進化を遂げる希望を込めております。また、さらにチャレンジ精神をもって前進していきましょう、という期待感を込めて、副題は“-現在そして未来-”としております。

第11回学術大会では、これまでのデジタル歯科力を振り返り、内容を整理し、新たなデジタル歯科医療を語る機会となるように位置付けたいと考えております。

名古屋での開催が初めてとなりますことから、懇親会はキャッスルプラザホテルにて、いわゆる名古屋めしをご堪能いただけるように準備して参ります。どうぞ奮ってご参加いただき、情報交換、懇親の場としていただければありがたく存じます。

2020年夏には、東京オリンピックが開催されます。この記念すべきメモリアルイヤーに名古屋で開催される本学術大会においても、われわれ担当校一同、‘おもてなし’の心で精一杯準備していく所存でございます。

皆様にとって、有意義で実りの多い、記憶に残る学術大会となりますよう、多数のご演題、ご参加のご協力をお願い申し上げます。